こんにちは!
国公立・関関同立専門予備校
ナセバです。
本日も当塾のブログを
ご覧頂きありがとうございます!
このシリーズは、志望校に向かって日々頑張る受験生や
これから受験を迎える高校1年生・高校2年生向けの
英語長文解説記事となっております。
過去に、国公立大で出題された
英語長文の本文を題材に、一文ずつ
超ていねいに解説を行います。
なかでも、こんな人におススメです。
- 国公立大を視野に入れて頑張っている
- 文法は身に付けたのに、和訳が苦手だ
- 長文に抵抗感があり、勉強する気が起こりにくい
- 本文を読んでも文構造や文法を見抜けない
それではシリーズ2の第10話スタートです。
「母」のメモ”wash guilt”は「私」に何を伝えようとしているのか、
「私」にはさっぱり理解できません。
「私」そのことで、「私」のいらだちが少しずつ募ってくる場面です。
19文目
What was my mother trying to tell me?
Why couldn’t she be normal and just yell at me?
「母が私に伝ようとしていることは何なの。
なぜ彼女は普通にできないのかしら。
なぜ私に単に叱りつけることができないのかしら。」
ポイント①
これらは二文とも修辞疑問文ですね。
疑問に思ったことを誰かに尋ねようとするのではなく、
強い反意を表しています。
「母は何が言いたいのかさっぱり解らないわ!
普通にすればいいのに!叱りつければいいのに!」
というような雰囲気を出そうとしています。
そらそうなるわ…
ポイント②
try to do は「do しようとする」ですね。
try doing 「do してみる」との違いは既に述べました。
しっかり区別してください。超頻出です。
just の和訳は、時として受験生を困らせるようです。
「ちょうど」でもないし「ただ」としてもうまくいかない。
そんなときは思い切ってシカトしてしまってもいいですよ。
同様に、out、up、even などの副詞も、
無理に和訳に反映させようとして、
へんてこな日本文になるくらいなら、
シカトしてしまいましょう。
そんなんありやったんや
時と場合に寄るんやろな。
練習しながら掴んでいこ。
20文目
When I returned home that evening, the page was still lying there.
「その日の夕方、私が家に帰ったとき、そのページはまだそこにあった。」
ポイント①
that evening これはもちろん和文の
「その日の夕方」にあたるわけですが、
名詞句でありながら副詞のような働きをする
副詞的対格といいます。
受験生に英作させると 、
in that evening とする生徒が多いのです。
副詞句は通常、前置詞から始まるのですが、
その例外といったところですね。
副詞的対格の例をちょこっとだけご紹介しておきましょう。
I will go to the city next Sunday.
We go to the country every year.
lying これはすでに解説していますが
、出題者が大好きな単語です。
以下の単語は活用、意味、用法、発音を完璧に覚えてください。
lie – lay – lain lying (自動詞)「横たわる」
lay – laid – laid laying (他動詞)「~を横たえる」
lie – lied – lied lying (自動詞)「嘘をつく」
もう私はカンペキやわ。
おれも全部覚えたで!
最後に
いかがでしたでしょうか。
少しずつ難しい文も増えてきます。
頑張ってついてきてくださいね。
早速皆さんのノートやスマホに残して
身に付ける準備をしてくださいね♪
次回以降もたくさん身に付けていきましょうね。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!