こんにちは!
国公立・関関同立専門予備校
ナセバです。
本日も当塾のブログを
ご覧頂きありがとうございます!
このシリーズは、志望校に向かって日々頑張る受験生や
これから受験を迎える高校1年生・高校2年生向けの
英語長文解説記事となっております。
過去に、国公立大で出題された
英語長文の本文を題材に、一文ずつ
超ていねいに解説を行います。
なかでも、こんな人におススメです。
- 国公立大を視野に入れて頑張っている
- 文法は身に付けたのに、和訳が苦手だ
- 長文に抵抗感があり、勉強する気が起こりにくい
- 本文を読んでも文構造や文法を見抜けない
それではシリーズ2の第9話スタートです。
「私」は「母」の奇妙なメッセージが気になって仕方がない様子です。
17文目
My mother left for work too early for me to see her the next morning,
but the words stayed with me.
「次の朝、母はあまりに早く仕事に出かけてしまったので
私は母に会うことはなかったのだが、母の言葉は私の心に居座っていた。」
「罪を洗え」ってなんやねんホンマ。
こんなん怒鳴られるより
怖いわ(笑)
ポイント①
too ~ to do これは大変見慣れた構文ですね。
和訳は 「あまりに~過ぎてdo できない」のように、
否定文にしましょう。また言うまでもなく、
so ~ that に書き換えられるようにしましょうね。書き換えてみます。
My mother left for work so early that I couldn’t see her the next morning.
元の文に否定の意味がありますから、
that節内は否定文になります。
また、
that節内の時制は
主節の時制と
一致するように気をつけてください。
ポイント②
stay 通常この動詞の主語は人ですから、
the word をちょっと擬人化して和訳してみました。
18文目
Riding my bike to my job, I kept repeating them: wash guilt, wash guilt.
「自転車で仕事に行くときにも、私はその二言を繰り返し続けた、
wash guilt、wash guilt。」
ポイント①
動詞のing形を見て「動名詞だ!」と
飛びつかないように注意しましょう。
Riding my bike to my job
ここは分詞構文『時』と解釈しました。
接続詞をつけて、
普通の副詞節を復元してみます。
主語は、もちろん主節主語と同じですから I です。
While I was riding my bike to my job,
あるいは『付帯状況』と解釈することもできそうです。
その場合は、「仕事場に向かって自転車をこぎながら、」となります。
なるほど!
復元させることで
判断の根拠になるんや!
ポイント②
keep (on) doing
「do し続ける」
ちなみに、
keep O doing は
「O にdo させ続ける」
「O がdo しているのを放置する」
keep O from doing は
「O に do させない」の意味です。
あっぶね忘れてた。
私も。覚えとこな。
混同しないようにしっかり覚えましょう。
穴埋め問題や、英作でも有効です。
例文を示しておきます。
We kept (on) talking.
「私たちは話し続けた。」
We kept them talking.
「私たちは彼らに話をさせ続けた。」
We kept them from talking.
「私たちは彼らに話をさせずにいた。」
なお、keep O doing は
第五文型なのでdoing は現在分詞です。
動名詞ではありませんから、O は必ず目的格です。
動名詞の意味上の主語と間違えて
所有格にする人がいますが、
誤りです。気をつけてください。
最後に
いかがでしたでしょうか。
少しずつ難しい文も増えてきます。
頑張ってついてきてくださいね。
早速皆さんのノートやスマホに残して
身に付ける準備をしてくださいね♪
次回以降もたくさん身に付けていきましょうね。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!