こんにちは!
国公立・関関同立専門予備校
ナセバです。
本日も当塾のブログを
ご覧頂きありがとうございます!
このシリーズは、志望校に向かって日々頑張る受験生や
これから受験を迎える高校1年生・高校2年生向けの
英語長文解説記事となっております。
過去に、国公立大で出題された
英語長文の本文を題材に、一文ずつ
超ていねいに解説を行います。
なかでも、こんな人におススメです。
- 国公立大を視野に入れて頑張っている
- 文法は身に付けたのに、和訳が苦手だ
- 長文に抵抗感があり、勉強する気が起こりにくい
- 本文を読んでも文構造や文法を見抜けない
それではシリーズ2の第5話スタートです。
9文目
One night, returning to the dark house, I slipped into my bedroom,
turned on the light beside my bed, and saw my mother’s memo pad lying there.
「ある夜、暗い家に帰って、自分の寝室にこっそり入って
ベッド脇の明かりをつけたら、母が書いたメモがあるのを見つけた。」
ポイント①
returning to the dark house ここは分詞構文です。
さて、分詞構文には意味がたくさんありましたね。
「時」「理由」「条件」「譲歩」「結果」「連続動作」「付帯状況」
のうち、この部分はどれでしょう?
微妙なところですが「時」か「連続動作」
のどちらでもいいでしょうかね。
ポイント②
主節の部分は長いですが、難しくはありません。
I slipped ~,turned ~, and saw ~ となっていて、
「私」の動作が三つ出てきますが、これもすべて
「連続動作」のように和訳してください。
see O doing
「O がdo しているのを見る」
知覚動詞 see に特有の和訳です。
なお、知覚動詞は五感を表す動詞ばかり
ではないことに注意してください。
例えば、notice なども知覚動詞です。
※知覚動詞は原型不定詞を用いて see O do 「O がdo するのを見る」も頻出ですね。
ポイント③
lying これは lie 「横たわる」の現在分詞形です。
lie – lay – lain lying (自動詞)「横たわる」
lay – laid – laid laying (他動詞)「~を横たえる」
lie – lied – lied lying (自動詞)「嘘をつく」
いい加減に覚えている人はいませんか?
これらの単語は活用、意味、用法、発音を完璧に覚えてください。
毎年毎年、出題者は、これらを使って引っ掛け問題を作るのが大好きです。
まんまと引っかからないように!
これ覚えにくいから嫌いやねん…
何回も発音したら覚えやすかったで
10文目
On the top page in my mother’s large, round lettering were two words: “wash guilt”.
「(メモ帳の)一番上のページには母の大きな丸文字で、
『wash guilt(罪を洗い流しなさい)』という二文字があった。」
こっわ…何やってしもたんやこの子。
ポイント①
on the top page これは副詞句。
in my mother’s large, round lettering これも副詞句。
あれ?主語は?
そうです、この文は第一文型の倒置型です。
元に戻してみましょう。
Two words: “wash guilt” were on the top page in my mother’s large, round lettering.
日常の英語学習で「品詞」「句」「節」や
「文型」をしっかり学習しないと、
この倒置はつい見落としてしまいがちになります。
だから何回も基礎・基礎って言われるんやな
large lettering は「大きい文字」という意味です。
ちなみに「大文字」はa capital letter です。
最後に
いかがでしたでしょうか。
少しずつ難しい文も増えてきます。
頑張ってついてきてくださいね。
早速皆さんのノートやスマホに残して
身に付ける準備をしてくださいね♪
次回以降もたくさん身に付けていきましょうね。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!