こんにちは!
国公立・関関同立専門予備校
ナセバです。
本日も当塾のブログを
ご覧頂きありがとうございます!
このシリーズは、志望校に向かって日々頑張る受験生や
これから受験を迎える高校1年生・高校2年生向けの
英語長文解説記事となっております。
過去に、国公立大で出題された
英語長文の本文を題材に、一文ずつ
超ていねいに解説を行います。
なかでも、こんな人におススメです。
- 国公立大を視野に入れて頑張っている
- 文法は身に付けたのに、和訳が苦手だ
- 長文に抵抗感があり、勉強する気が起こりにくい
- 本文を読んでも文構造や文法を見抜けない
それではシリーズ2の第12話スタートです。
そろそろこの長文も大詰めです。
23文目
The next morning, I dressed looking at that page. Wash guilt. Still I didn’t move it.
「翌朝、私は例のページを見ながら服を着た。Wash guilt。私はいまだに、それを動かさずにいた。」
ポイント①
that page ここはthe ではなく、
あえてthat となっているので
意識的に「例の」としました。
数えられる名詞が単数形のとき、冠詞をつけるのは当然ですね。
このとき、冠詞の代わりに、
冠詞相当語句をつけることも可能です。
気をつけなければいけないのは、
冠詞と冠詞相当語句は、
どちらかを一つしかつけることができないという点です。
例えば「私のあの友達」というとき
that my friend、my that friend はいずれも不可。
可算名詞friend に冠詞相当語句が二つもついているからです。
正しくはthat friend of mine のように所有代名詞(独立所有格)を使って表現します。
ポイント②
dress この単語は他動詞「~を着せる」、
と自動詞「服を着る」があります。
ここでは、目的語がないことから、自動詞だとわかります。
dress
自動詞 「服を着る」
他動詞 「~を着せる」
なおこの単語には、
他動詞「~に包帯を巻く」や
「~にドレッシングをかける」
という意味がありますので、
動名詞dressing は
「傷の手当て」や「ドレッシング」
という意味にもなります。
ポイント③
looking at that page
このブログの読者の方にはすっかりおなじみ、
分詞構文です。表す意味は『付帯状況』ですよね。
分詞構文やたらと
登場するな。
でも、かなり慣れてきたね
24文目
「私」は、どうしても”wash guilt”が気になって仕方がない、という場面ですね。
Again I spent the day with those words.
Again, in the kitchen that evening, my mother said nothing.
「また、その日も”wash guilt”という言葉について考え続けた。
そして、また、その日の夕方も台所で、母は何も言わなかった。」
ポイント①
those words は明らかに
“Wash guilt” を指していますね。
単語が二つあるから複数形になっています。
ポイント②
that evening もちろんこれは
「その日の夕方の(に)」ですが、
意外と受験生には難しいようでevening を
英作できちんと使えない人が多いのです。
参考までにいくつか使用例を書いておきます。
this evening 「今日の夕方に」※前置詞不要
tomorrow evening 「明日の夕方に」」※前置詞不要
yesterday (last) evening 「昨日の夕方に」」※前置詞不要
in the evening 「夕方に」
early in the evening 「夕方早くに」
late in the evening 「夕方遅くに」
on Sunday evening 「日曜日の夕方に」
on the evening of fifth 「五日の夕方に」
ポイント③
my mother said nothing =
my mother didn’t say anything
の書き換えは必須。
最後に
いかがでしたでしょうか。
少しずつ難しい文も増えてきます。
頑張ってついてきてくださいね。
早速皆さんのノートやスマホに残して
身に付ける準備をしてくださいね♪
次回以降もたくさん身に付けていきましょうね。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!