こんにちは!
国公立・関関同立専門予備校
ナセバです。
本日も当塾のブログを
ご覧頂きありがとうございます!
さて、今回から「超ていねいに1文解説」シリーズの
第二弾をスタートさせたいと思います♪
このシリーズは、志望校に向かって日々頑張る受験生や
これから受験を迎える高校1年生・高校2年生向けの
英語長文解説記事となっております。
過去に、国公立大で出題された
英語長文の本文を題材に、一文ずつ
超ていねいに解説を行います。
単に和訳するだけでなく、
1文を細かく、分解して文を構成している
文法や品詞などに関しての解説も交えます。
入試問題の長文では、逐語訳すると
(単語や文法をそれぞれ意味通りに訳すと)
いびつな日本語になってしまうものも
数多く登場するため、本文を理解しながら
読み進めるには適切な意訳が必要です。
(文法を踏まえつつ文脈に沿った訳)
難しいね…
しかし、このシリーズは意訳の感覚も
掴んでもらえるように説明を行います。
また、1話で2文程度ずつ扱うので、
英語長文に抵抗がある人も気軽に学んでいただけます。
なかでも、こんな人におススメです。
- 国公立大を視野に入れて頑張っている
- 文法は身に付けたのに、和訳が苦手だ
- 長文に抵抗感があり、勉強する気が起こりにくい
- 本文を読んでも文構造や文法を見抜けない
解説も極力シンプルにわかりやすく
まとめますので、そのままスクリーンショットや
ノートにメモしていつでも復習できるものになっています。
それではシリーズ2の第1話スタートです。
1文目
When I was a teenager, my bedroom was on the second floor of one-hundred-year-old house.
「十代のころ、私の寝室は築100年の家の二階にあった。」
ポイント①
my bedroom was に続く句は副詞句ですね。
だから、この文の主節は第一文型です。
「私の寝室があった」というようにbe動詞は
「存在」をあらわす自動詞です。
このことは第二文型のbe動詞と、
はっきり区別させる必要があります。
S is C. の形の場合、be動詞は数学で言うと
「等号」でしかなく、単なる記号なのです。
be動詞に1文型なんかあったんや!
ほんまやなあ。
覚えとこな。
ポイント②
そして、まれに、第一文型は倒置を起こします。
例えば、本文の場合、
On the second floor of our-hundred-year-old house was my bedroom.
のようになることがあります。
この場合もOn the second floor of our-hundred-year-old house は、
あくまでも副詞句。主語はmy bedroom ということになります。
和訳は「築百年の家の二階には私の寝室があった」のようにします。
念のため、もうひとつ第一文型の例文を示します。
The cat came by the door.
「猫がドアのそばにやってきた。」
By the door came the cat.
「ドアのそばには猫がやってきた。」
いずれの文も the cat が主語であることに変わりはありません。
ポイント③
one-hundred-year-old この単語群はhouse にかかる形容詞です。
注意すべきは、year が複数形になっていないことです。
以下の例文を比べて理解してください。
The girl is six years old. 「その女の子は6歳です。」
She is a six-year-old girl. 「彼女は6歳の女の子です。」
うっかりしてたら気づけへんわ…
普段ここまで細かく意識せぇへんし
2文目
I slept in a twin iron bed beside the window, and there was a small table for a lamp next to the bed.
「私は窓際の鉄でできたツインベッドで寝ていて、
ベッドの隣には電気スタンドのための小さなテーブルが置いてあった。」
ポイント①
beside の距離感は near よりも「近く」です。
また、その距離感は by と同じですが by は
前後の位置関係を表すのに対して、beside は左右の位置関係を表しています。
もちろん、位置関係があいまいなときはどちらでも問題ありません。
こんな違いあるんや。
ポイント②
there was S は「Sがある」の意味の第一文型の一種の倒置です。
なお、この構文に使われる動詞はbe動詞に限らず、
「存在」「出現」を表す動詞と決まっています。
next to O は「Oの隣の」の意味のイディオム。
イディオムはすぐ覚えよっと。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は「意外と知らない」「忘れがち」な
基本知識が多かったですね!
早速皆さんのノートやスマホに残して
身に付ける準備をしてくださいね♪
次回以降もたくさん身に付けていきましょうね
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!