こんにちは!
国公立・関関同立専門予備校ナセバです。
4月も後半を迎え、
間もなくゴールデンウィークですね!
毎年この時期になると、
高校3年生やその保護者の方から
よく頂く質問があります。
「部活を引退してからでも○○大学は間に合いますか?」
という質問です。
特に、関西圏では「関関同立」の名前が
挙がる場合が多いように感じます。
さて、本日はこちらのテーマについて解説していきます!
最後の大会に向けて頑張っている高校3生にも、
受験まで、まだまだ時間がある1・2年生にも
参考にしてもらえる内容になっています。
ぜひ最後までお付き合いください。
部活引退後でも関関同立は間に合うのか
この質問をくれる、高校生の中には
「志望校が完全に定まっていない」
「関関同立に行きたいけど、自信がない」
「可能かもしれないけど、どんな勉強をすればいいの?」
という根本的な疑問や
不安も抱えている人もいます。
そんな疑問にも同時に答えていきます。
結論
結論。
間に合います
そもそも現役合格者が全体の
7~8割を占めている状態で
「高3夏前まで部活をしていました」という人が
少数派であることは考えにくいです。
夏前に部活を引退して本格的に
受験生モードに切り替えたとしても
間に合う人は間に合いますし、
残念ながら…な人もいます。
つまり、
という事です。
間に合う人と間に合わない人
この結論を抑えたうえで、
「私は間に合いますか?」「僕は○○大に…?」
という質問に回答するとき
重要となる要素はやはり
これまでの学習習慣と
基礎力の強度です。
高校3年生の夏からの勉強時間よりも
1・2年生での差の方が大きいはずです。
少ない時間でもコツコツ学習する習慣を身に付け
最低限の基礎の土台を気づいてきた人は
部活引退後で、ある程度速い
追い上げが見込めます。
この2つを身に付ける必要がある場合、
相当な覚悟と努力が必要です。
間違いなく茨の道なのですが、
この場合でも合格する人はいます。
いわゆる゙逆転合格´というやつですね。
とはいえ、難関私立大に挑戦する訳ですので、
闇雲な努力では太刀打ちできません。
覚悟と努力に加え、限られた時間で
最大限の効果を出す「方法」が不可欠です。
部活での経験は受験にも活きる!?
ここまでの内容を読むと、
部活をせずに、ガンガン勉強しておくほうが
いいのでは?と思わせてしまうかもしれませんが
そんな意図は一切ありません。
貴重な学生時代ですから、
部活は大いに頑張ってほしいと考えています。
現に筆者自身も、高校3年生まで部活を経験し
多くの収穫がありました。
大学受験勉強を進めるうえで
プラスに働くこともあります。
- 体力や気力が身に着く
- メリハリをつけやすい
- 時間の使い方が上手になる
- 効果/効率を意識するになる
既に語り尽くされているような内容もありますが、
下の二つに関しては、特に重要なことです。
試合やコンクールに向けて、
限られた時間の中で最大の
パフォーマンスを出せるように
日々努力するはずです。
これは受験勉強にも言えることです。
ターゲットをハッキリ!
本編で
「勉強も部活も、効率よく
限られた時間の中で成果を上げる必要がある」
という点で共通していると述べました。
これについてもう少し詳しく解説します。
効率を考える第一歩として、
「目的(ターゲット)を意識する」
ことをお勧めします。
塾や予備校に通っている人にこそ
考えてほしいことです。
あなたが今から取り組む課題や勉強の
目的はなんでしょう?
もしかして、
終わらせることが目的になっていませんか?
期限に間に合わすために、焦って取り組んだり
最初から解答を参照することは
勉強ではなく作業です。
追い上げを目指す人が、
作業をしている時間はありません。
ですから、一つずつの学習の目的を考え
その目的がより少ない労力や時間で
目的を達成できるのなら、もちろん
すぐにその方法に切り替えるべきです。
時間や労力だけでなく、
その勉強から得られる効果で
達成感を味わいましょう!
関関同立追い上げ合格に必要な勉強
遅れた分を取り戻した上で
さらに知識や実力を積み上げなくてはならないため
余計な勉強やコスパの悪い学習を
している時間はありません。
基礎
いずれの大学を受けるにしても
確かな基礎を築く必要があります。
英語を例に解説します。
まずは、基本となる英単語・文法の
暗記/理解です。
ある程度進行したら
(場合によっては最初から)
英文の解釈や基本的な読解の演習
このような
基本的な要素を確実にしましょう。
関関同立の英語では、
ボリュームのある長文の読解や
内容把握が求められますが
これらもすべて、語彙や文法という
基本なくして不可能です。
「そんなのもう知っている!」
「もっと本格的な受験勉強を!」
と思った方もいるかもしれませんが、
本当にそうでしょうか。
英単語や文法は学校でも
一度触れている場合がほとんどです。
しかし、不自由なく使いこなせますか?
意外と抜けていたり、覚え残しがあるはずです。
部分的に省略したり、スキップすることは
あっても、この工程を
丸々飛ばしてしまうのは
非常に危険です。
応用・実践
各教科とも基礎的な学習のあとは
実践的な学習に入っていきましょう。
科目によって多少異なりますが、
入試問題よりやや易しく、
複数分野の組み合わせや、
入試問題と同様の出題形式の
ものを指します。
基礎の段階では、
知識や考え方などを蓄えていましたが
次は使いこなせるように
練習を重ねましょう。
ここでも作業化は禁物です。
効率よく吸収できるように、
演習や復習の方法は工夫しましょう。
過去問演習
9月後半~10月前半には
過去問の演習に取り組み始めましょう
ここでいう過去問演習は、
志望校に限りません。
他大学や、他学部の問題も
演習材料として活用しましょう。
関西私立大学なら、
摂神追桃→産近甲龍→共通テスト→関関同立
などのように段階を踏んで徐々に
レベルを上げてくイメージです。
過去問演習の目的は大きく2つあります。
- 演習を通して、弱点を発見/強化する
- 志望大学の傾向を掴み、対策を行う
②の志望校の対策のイメージが
強いですが、
総合的な学力を向上させるための
教材としても十分に活用できます。
演習→丸付けを繰り返す
演習方法では不十分です。
得点の記録を取り、分析材料として活用
間違えた/解けなかった問題を解説を参照し
じっくりと復習し、その周辺も強化など
様々な収穫を得ることができます。
毎日最低一題を日課として、
演習量を確保し、どんどん吸収しましょう。
(志望校の分析に重きを置いた
過去問演習の方法は別記事で解説します。)
さいごに
追い上げにはナセバが有利
今回の記事では春~夏に部活を引退して
受験勉強を開始する受験生に向けた内容を
解説してきましたが、この時期から
重要なのは
勉強の質と量をどちらも
確保することです。
ナセバはまさに、これら両方を
最大限まで高める予備校です
1人ひとりの志望校・学力に合わせ
最適なカリキュラムをオーダーメイド
追い上げでの合格を狙うには
とにかく効率よく吸収し
学力を高める必要があると
再三解説してきました。
ナセでは余分な学習指導は
一切行いません。
合格につながることだけを
最適な方法で指導を行います。
学んだことが身に着いているかを
徹底的に確認/管理
ナセバに通う最大の利点ともいえるのが
定着度の管理です。
焦りもあり、どんどん進めてしまう
受験生は瞬間的には出来ているように
思えてしまいますが、不完全な状態で
進めてしまうと、後から抜けやすく
あらゆる場面で取りこぼしが
目立つようになります。
後戻りして再び勉強することで
かえって時間を浪費してしまいます。
ナセバではすべての学習に対し、
入念な効果測定を行います。
「わかる」だけでなく
「できる!」まで徹底的に
指導します。
定額で
通塾回数無制限
受講科目数無制限
毎月定額で
教室が開いている限り
いつでも、何度でも通塾可能
受験に用いる科目は全教科指導
というサブスク形式の通塾制度に
しています。
これにより、
- 学習の効果測定を超高頻度で実施
- 時間割の制限なし。最短で学力向上
この2つの大きなメリットを
創出しています。先述した
基礎の学習に関しては1.5か月程で
確実に仕上げることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は部活引退後から
受験勉強を始めても、
関関同立に間に合うのか、
間に合うには、どのような勉強が
必要なのか、を解説してきました。
今からがスタートだ!という方は
ぜひ頑張ってください。
ナセバでは引き続き、
受験や勉強に役立つ情報を
発信していきます。
ご覧いただきありがとうございました。