この黄色ブロック内は解説コメントです。
こんにちは!
●●塾、塾長の▲▲です。
早速ですが、記事を自分で書くのは
大変な作業ですよね。
よくあるお知らせや日記とは違い、
SEO対策としての記事は、内容や構成を
しっかりと考えた上で適切な状態で
公開しなくてはなりません。
今回はそんな、
「記事の書き方」と「SEOの基礎」
について月間●万人アクセスのブログを
●年運用している筆者が、1から丁寧に
解説していきたいと思います。
この記事を読むと以下のことがわかります。
・読まれる記事の書き方
・SEOを意識した書き方
・記事公開までの流れ
初心者の方にも分かりやすい
解説を心がけますので、ぜひ
最後までご覧ください!
記事本編に入る前に、
▶︎どんな人が書いているか
▶︎この記事が必要な理由づけ
▶︎読めばどうなるか
▶︎どんな人が読むべきか
などからスタートしましょう!
他のパートでも同じですが、
太文字、テキストカラー、下線
などを効果的に使用して、
読みやすくすることも非常に重要です。
本編の解説に入る前に、
見出しに関して説明します。
以下にH2〜H4を置いています。
いずれも見出しの機能です。
章や節に分けて見やすい記事を
書くために使用します。(H1は記事タイトル)
見た目以外にも重要な役割があります。
H1(記事タイトル)H2(大見出し)は
検索順位に作用します。
つまり、その記事で検索されたい
「キーワード」を盛り込む必要があります。
ちなみにこのサンプル記事のH1は
「SEO 記事」「記事 書き方」などの
検索に引っかかるようなものにしています。
以下のH2にもキーワードを入れておきます。
デザインやカラーなどは
WordPressのテーマごとに違う場合があったり、
プラグインでカスタムできる場合もあります。
見た目は違っても意識することは同じです
H2 大見出し
H3 中見出し
H4 小見出し
そもそもSEOと記事の関係って?
こちらのH2には
「SEO」と「記事」という
キーワードをセットで入れています。
H1の「SEOを意識した記事の書き方」
に寄せています。さらに工夫することも
十分可能ですが今回はデモ記事のため
このような仕様にしています。
具体的な記事の書き方の解説の前に、
SEOについていくつか確認しましょう!
SEOとは
SEOとは、
Search Engine Optimization,
「検索エンジン最適化」の略です。
まだ分かりづらいですね。
サイト訪問者を増やす施策、
Webサイトの成果を向上させる施策
最初のうちは、このぐらいの認識で大丈夫です。
ウェブサイトのゴールは?
Webサイトを運用する上で、
目標達成と呼べるラインはどこなのでしょうか。
それは事業の種類や規模によって異なります。
この記事では、専ら個人事業や
スタートアップの小規模事業が有する
ホームページに焦点を当てて話を進めます。
この規模のサイトにおけるゴールは
・商品が売れる
・予約や問合せが来る
この二つです。
なぜSEOが必要なのか
「SEO、SEOとよく見聞きするけど
結局なぜ必要なの?」最初は私も
そう感じていました。
現時点での私自身の回答は、
ズバリ「問い合わせ、予約の件数アップ」
ひいては「売り上げアップ」につながるからです。
コツコツと記事を書くことがなぜ
売り上げにまで波及するのか。
詳しくみていきましょう!
ここで問合せ獲得までの
シナリオを考えてみます。
美容院を例にあげます。
α駅から5分の好立地で
新たに、美容院βを立ち上げ。
予約や問合せが欲しいな…
こんなところに美容院
できたんだ。
検索してみよう
Aパターン(指名検索)
①何かでαを知る
②検索してみる
③良さそうだから話を聞いてみよう
髪型かえたいな。
検索してみよう。
Bパターン(キーワード検索)
①どんな髪型が似合うんだろう
②「丸顔 ショート メンズ」で検索しよう
③分かりやすい記事だな。美容院βか意外と近い!
④予約してみよう
この辺でいい美容院を
探してみよう!
Cパターン(ローカル検索)
①α駅周辺でいい美容院はないかな
②「α駅 美容院 オススメ」で検索
③上から3番目ぐらいまでのサイトは見てみよう
④よく比較されていて分かりやすい、
βなんて美容院できたんだ。
⑤しかもなんだか良さそう。予約してみよう
文字ばかりの記事になると
読み手は飽きるので
読みやすい工夫や
適度に色味を足しましょう。
予約や問合せまでの3つのパターンを書きました。
Aは指名検索と言って、
すでに知名度が高い場合や
他媒体でも活発に認知拡大を
図っている状態で生まれやすい検索です。
Bはキーワード検索
ニーズや上位表示の可能性がありそうな
キーワードを選定して記事を書くことで、
検索した人がその記事を訪れることになります。
Cとは違い、日本全国からアクセスされるので
βの予約には繋がりにくいですが、副次的な便益があります。
サイト訪問者数、サイト滞在時間を稼ぐことで、
サイト自体の評価が上がります。
サイトの評価が上がれば、
「α駅 美容院」など直接関係のない
キーワードでも順位が上がることもあります。
また、たまたまα駅周辺の人が
「丸顔 髪型」で検索し、
βの記事に辿り着いた場合には
予約につながることも
十分に考えられます。
Cはローカル検索
すでに予約する意欲は高く、
近辺のいい美容院を探しています。
ここで、
「α駅周辺でサラリーマンにおすすめの美容院3選」
「α駅周辺で女子大生に人気の美容院5選」
「α駅周辺の人気美容院を徹底比較」
などの記事を書いておくことで
ローカル検索で上位表示されたとしたら
どうでしょう。
ユーザーのwantは叶うでしょう。
そして記事中でβのことも宣伝すると
記事をみた人からの予約も生まれるかもしれません。
Aの指名検索を獲得できるのは、
後になってからではないでしょうか。
スタートアップ直後は認知されていないものです。
最終的に指名検索でたくさんのCVを獲得できれば理想ですが、
最初のうちは、地道にBやCを目指さざるを得ません。
ここで重要なのが、記事が上位表示されることです。
「α駅周辺 美容院 オススメ」と言う検索がなされた時、
最低でも1ページ目以内(10位以内程度)に表示されなければ
ユーザーはアクセスしないことでしょう。
逆に言えば、上位3位以内に入っていれば
その検索をしたユーザーたちのほとんどが訪問する可能性もあります。
さて、例を挙げて考えてみましたが
ここで少しまとめておきます。
【SEOが必要な理由】
①
「●駅 美容院」などのローカルで直接購買に関わる
キーワードの検索順位があがると利益につながる
②
「丸顔 髪型」など直接購買には繋がりにくい
キーワードでも多くのユーザーが閲覧すれば
サイトとしての評価が上がり間接的に利益につながる
③
どのような記事でも順位が上がり
多くの人に閲覧されると認知度は高まる
重要な箇所も目立つように
見やすいように工夫が必要です、
少々複雑ですが、SEOには
このようなメリットがあります。
専門性が必要な上に、労力も
時間もかかりますが、
費用の掛からない集客施策として、
ネット時代には必須な施策として、
大小さまざまな企業が取り組んでいます。
SEOと記事の関係 順位が上がる仕組み
では一体どのようにして
記事やHPの検索順位ががるのでしょうか。
じつは….
明確な答えは明かされていません。
Googleにおける検索順位は
Googleの検索アルゴリズムに
基づき変動しています。
(アルゴリズムのアップデートに伴い日々変動します)
数年前には今よりも対策が
しやすい基準でしたが、現在は
簡単には順位を上げれなくなっています。
そして、その基準は数多く存在しながらも
公表はされていません。
公表されていないものの
一般的には以下のようになっています。
・閲覧者に対する有益さ
・掲載している情報の専門性
・情報の信頼性
・情報の権威性
これらの基準を満たすために
記事やサイトの構成を工夫したり、
コンテンツの品質を高めたり、
サイトのスピードを高めるなど
様々な工夫が必要というわけです。
最近ではInstagram等のSNSに対抗し
画像や動画の質や量まで基準になっている
ということも耳にします。
しかし、先述した通り
このアルゴリズムすらも定期的に
アップデートされ、その度に評価基準が
変わるので日々最新の情報をサーチして
自らのコンテンツを適合させなくてはなりません。
SEOを行っていないウェブサイトや
作ったばかりのウェブサイトは
指名検索をしない限り目立ちにくく
「α駅 美容院」などの検索ワードにも
引っかかりにくくなっています。
しかし、「α駅 美容院」などの
キーワードを意識した記事を
数本作成し、サイト評価が上がるように
工夫し、サイト訪問者を増やして
いくことで上位表示されるようになっていきます。
最近では様々な業界で
ポータルサイトや比較サービスが
乱立しています。
ホットペッパー、塾ナビ、スーモなどがその例です。
また、全国規模で展開している大手業者の
存在もあり、個人レベルのウェブサイトで
「α駅 美容院」のようなビックワードの
上位を獲得するのはかなり難しくなってきています。
そのため最初は
「α駅 サラリーマン 美容院」
「α駅 カラー うまい 美容院」
など3ワード、4ワードの順位から
獲得していく方がいいでしょう。
SEOのための記事で重要なこと
さて、ここまでSEOに関する基本的な
内容を解説してきましたが、ここからは
より具体的にテーマの選び方、記事の書き方
その後の運用などについて解説していきます。
記事のテーマの選び方
SEOを進めていくなかで
ブログ記事のテーマを
どのようにして決めるかで
悩まれる方も多いのではないでしょうか?
とにかく量産すればいい
なんでもいいから書けばいい
は大きな間違いです
NGの代表例が日記形式の記事の量産です。
専門性、権威性などの指標から外れる上に
何を得意とするサイトなのか判定されにくくなります。
最悪の場合サイト評価が下がります。
前章で説明したように、
戦略的に検索ワードを選定し
確実にサイト評価を高めて
いかなくてはなりません。
検索ワードが決まったら
自分の専門分野と親和性が高く、
顧客のニーズに合うようなテーマで
記事を書いていきましょう。
記事の書き方
記事の構成などは、
まさに今ご覧になっている
この記事全体を参考にしてください。
SEO的観点からは必要な文字数は
最低でも2000~3000と言われています。
個人的にはこの
「文字数を満たさないとダメだ」という
意識ばかりが先行し、ビギナーの
心理的かつ物理的なハードルになって
しまっているように感じます。
しかし文字数のことは一旦忘れ
「とにかく有益なものを作ろう」
という意識に切り替えることを
お勧めします。
有益なものを作ろうとすると、
2000字や3000字など平然と超えるように
なるはずです。
自分の専門分野の知見を
読者に分け与えたい!という感覚です。
その意味でも自らの得意な分野から
書き始めることは得策だと言えるでしょう。
この項はレイアウトの部分で
注意して欲しい部分を説明して
終わりにします。
改行やスペーサーを効果的に
WordPressではEnterキーを入力すると
ブロックごと改行になります。
1行を改行を行う場合は
Shiftキー+Enterキーで
行いましょう。
ブロックごとの改行よりも
広い幅を確保したい時は
スペーサーというブロックを用いて
調整しましょう。
モバイル表示を意識して改行
なぜ改行が重要か。
WordPressの投稿ページや
固定ページは通常
モバイルフレンドリーでは
ありません。
PCディスプレイとスマートフォンで
自動的に表示が変わるという機能が
備わっていません。
そのため
このように横に長い文章はPC画面では綺麗に表示されていてもモバイルで見てみるとおかしな場所で改行されかえって見ずらいなんてことも起こりえます。
一通りの編集が終わったら
画面右上のプレビューから
モバイル表示に切り替え
体裁を整えておく必要があります。
適度に画像や装飾を
これは先ほども説明しました。
読みやすさ、サイトパフォーマンスの
観点から適度に挿入しましょう。
この記事はSWELLという有料テーマで
作成しています。
これらの装飾がデフォルトで備わっています。
また、文字の大小や
蛍光マーカーなども備わっており
大変便利なのでお勧めです。
記事を書いた後には
最後に記事を書き終えた後の
作業について解説します。
公開する際の注意
URLは半角英数字で
デフォルトの状態では記事タイトルが
そのまま記事URLになっています。
例えば
https://naseva.net/info/seoを意識した記事の書き方はプロが徹底解説/(新しいタブで開く)
このような状態です。
ここではある程度綺麗に
表示されていますが、
半角英数字以外が含まれている場合
実際のURLは複雑な文字列に変換され
サイトパフォーマンスにも影響します。
そのため、公開する時点で
https://naseva.net/info/howtowrite
のように半角英数字のみに編集しましょう。
アイキャッチ、抜粋も設定
アイキャッチはYouTubeの動画の
サムネイルと同義です。
見やすくインパクトのある画像を
作成することが重要です。
Canva、Illustrator、PowerPointなどを
使用して作成するのがお勧めです。
私の過去の記事のアイキャッチです。
これがお手本とはいえません(笑)
ゴシック、明長などのフォントと
インパクトのある画像を使用しています。
抜粋まで記入しておくと完璧でしょう。
LINEやDMなどで共有された際に
チラッと映るアノ文章です。
サチコ、GBP、SNSも忘れずに
記事公開後はGoogleのサーチコンソールで
インデックス登録を行いましょう。
「うちのページで新しい記事を公開したよ〜。
しっかり覚えておいてね〜」と知らせる行為です。
GBP(GoogleBusiness Profile)
の商品登録などの機能を使用して
新作記事を目立つようにしておくといいでしょう。
指名検索された際に新着記事が
アイキャッチ付きで表示されるため
アクセス数稼ぎに繋がります。
TwitterなどのSNSで新作記事を
公開したことを告知するのも
有効です。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ここまでSEOについて
1から解説してきました。
即効性は期待できませんが、
確実に効果はあります。
記事を書くことのSEO上の
メリットを中心に扱いました。
しかし、しっかりとした記事を
用意しておくことで
実際にHPを訪れた人が
なんだか色々やっている店なんだ
専門性が高い店なんだという
イメージにもつながり
ブランディング的な成果もあります。
慣れるまでは1記事につき
1週間程度かかることも
あるでしょう。
記事を書き出す前に
H2やH3の内容を決めてしまい
各パートの本文を執筆していくと
進めやすいと思います。
構成がしっかりしていると
字数は自然と増えます。
この記事は6000字を超えました。
作業日は2日です。
慣れてくれば同じように
サクサクかけるようになるはずです。
ご覧になったみなさんが
SEOを進めて売り上げアップを
達成する助けになれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。