こんにちは!
奈良県橿原市にある
ナセバ進学予備校トレーナーのNです。
今回は文理選択についての記事です。
この記事を読むことで以下のことがわかります。
- 文理選択ってそんなに大事?
- 文系と理系の違いは?
- どうやって選べばいいの?
- 受験までの流れは?
今、文理選択を迷っている人は
自分の人生について真剣に考えている証拠です。
この記事を通して悔いの残らない選択を
していきましょう!
文理選択の重要性
文理選択は人生を左右する選択の1つです。
将来弁護士になりたいなら文系、エンジニアに
なりたいなら理系など就ける仕事が
違ってくるからです。
文理選択も変更することは可能ですが、
学んでいく科目が違うため
他の受験生と比べて大きな後れを
取ることになりかねません。
なので途中で変更することがないように
慎重に決断していくことが重要です。
文系と理系の違い
では文系と理系がどのように違うのかを
見ていきましょう。
割合
文部科学省のデータでは
文系コースで履修する生徒の割合が68%
理系コースで履修する生徒の割合が32%
となっています。
全体でみると文系を選択する方が多いですが、
理系を選択する生徒の方が多いという学校も
あります。
学んでいく内容
文系と理系では今後の内容がかなり異なって
きます。
文系は高校では社会、国語を中心に学び
大学では心理学、文学、法学、経済学、
外国語学部など
人の活動を研究するような学問を学びます。
社会人になるとその知識を生かして
人に商品を提案したり、
会社が円滑に回るサポートをしたりする
職種に就く人が多いです。
理系は高校では数学、理科を中心に学び
大学では工学、情報学、理学、など
技術分野を研究するような学問を学びます。
社会人になるとその知識を生かして
新しい製品を開発したり、ものづくりを
する職種に就く人が多いです
文系と理系の選び方
ここでは文系と理系の選び方について
紹介します。
何が自分にとって一番大切なのかは
人によって違うので、
あくまで参考例として考えてください。
得意・苦手なことで選ぶ
得意なことで選ぶメリットは成績がよくなる
ということです。
例えば、数学が苦手なのに
理系を選択してしまうと、
途中で挫折してしまい
受験勉強に影響がでる可能性があります。
得意な科目を中心に勉強することで、
成績が良くなり
目標としている志望校に
合格できやすくなります。
この場合、優先しているのは志望校です。
興味を持ったことで選ぶ
興味を持ったことで選ぶメリットは
モチベーションが続きやすいことです。
例え苦手であったとしても
興味があることなら、
努力できる可能性が高いです。
また大学に入ってもその興味が続き、
その道の仕事に就くことも考えられます。
将来なりたい仕事や研究してみたいことが
ある人は優先すべき項目です。
大学での生活を考慮して選ぶ
もし大学に入って起業したり、
いろんな活動をしてみたい
という人は文系学部の方が時間を
取りやすいかもしれません。
理系学部ではより専門的なことを
学ぶので課題やレポートに
時間を取られる傾向があります。
学外活動をたくさん取り組んでいる人は
文系学部に多い傾向があります
この場合、優先しているのは大学で
自由に使える時間です。
これ以外にも何を優先するべきかを
自分で考えてみることで
後悔のない選択ができるはずです。
自分が昔から興味があったことを思い返す、
過去の模試の成績を振り返る、
オープンキャンパスに行ってみる、
など考えるときの材料はたくさんあります。
一度、時間を取って考えてみましょう!
自分で決め切らないときは家族や友達に
相談してみましょう!
受験までの流れ
受験までどのように勉強していくかを
簡単に紹介します。
文系
私立大学を受験する場合、国語、社会、英語
国立大学を受験する場合、国語、英語、数学、
理科基礎、社会
の勉強が必要になります。
国語や社会の記述問題があるのが特徴的です。
数学がないから高3まで勉強しなくて
大丈夫と思っていると
日本史や世界史などの大量の範囲を
受験までにこなしきれず、
間に合わなくなる可能性が高いです。
高1高2から基礎知識を定着していかなければ
なりません。
理系
私立大学を受験する場合、数学、理科、英語
国立大学を受験する場合、国語、英語、数学、
理科、社会
の勉強が必要になります。
数学と理科の記述問題があるのが特徴的です。
数学は数Ⅲまで量もあり、解くのにも
時間がかかるため
高3から受験勉強を始めても
間に合いません。
高1高2の授業内容は定着していないと
かなりの苦戦を強いられます。
文系理系に両方共通するのが英語です。
時間がかかるものの、英語は受験前から
基礎を積み上げることで
安定した得点源になります。
逆に受験勉強時から学習を開始すると、
英語に時間を取られてしまい
他の勉強に手が回らなくなります。
最後に
いかがだったでしょうか
この記事を読んで文理選択の参考になれば
幸いです。
部活や授業で忙しいかと思いますが、
少しだけでも考える時間を取って
悔いの残らない選択にしてください!