関西学院大学の英語の入試対策

関西学院大学の英語の入試対策

このページでは、関西学院大学の各学部に数多くの合格者を送り出してきたナセバ専属講師が

その経験をもとに、関西学院大学の英語の対策について紹介します。

過去数年間の関西学院大学の英語の入試問題をもとにした、

傾向と対策・難易度などについて解説していきます。

教学社出版の赤本に掲載されている、傾向や対策よりも一歩も二歩も踏み込んだ、各大問別の具体的な対策方法で、今すぐにでも始められる内容となっていますので、是非とも参考にしてください!

関関同立の一角をなす関西学院大学は、人気が高く、国公立大学文系志望の受験生数多く受験しますが、

偏差値としては、47.5~62.5と学部によって大きくバラつきがあります。

しかし、文系学部では、特に英語の得点が合否を分けますので、しっかりと対策をしていきましょう!
この記事を読めば以下の悩みが解決されます!

  • 難易度は?
  • どのような問題が出題されるの?
  • どのような対策をすればいいの?
  • どのような手順で対策をすればいいの?

この様な悩みを持った受験生は是非参考にして下さい!

関西学院大学の英語の出題傾向

試験時間は90分です。

問題構成は以下のようになっています。

大問1 長文読解問題

大問2 長文読解問題

大問3 長文読解問題

大問4 文法語法

大問5 語句整序

大問6 会話文

2021年の文系全学部日程を例にさらに細かく分析してみましょう。

全学部日程の出題形式はこのようになっています。

読解問題、会話文問題、文法・語彙・整序作文など幅広い形式での出題が見られます。

長文・対話文の総語数については、1500語以上がほとんどで、1700語近い語数になることもあります。

ただ、出題形式はオーソドックスなものが多くなっていますので、 

本文内容と設問の情報を正確に読み解き、正しく判断できれば攻略の糸口が見えてきますね。

他の難関私立同様、文法・語法、知識を問う問題では標準レベルの実力は当然必要です。

また、直接知識を問う問題だけでなく大問5の整序問題のように思考を伴う問題もあります。

いずれの問題も十分に対策したうえで本番に臨みましょう。

学部個別日程や、独自方式日程では英文和訳も出題されています。

関西学院大学の出題傾向から見た難易度

読解問題における難易度としては関関同立の中でも比較的難しい方に分類されます。

知識分野の問題は概ね標準的なものです。

試験時間に対する問題量は多くなっています。

これらの情報をすべて合わせて考えると、 標準より上~ややハイレベルの間に収まります。

関西学院大学の英語の対策

関西学院大学の英語に必要な力

他大学の対策でも述べていますが、長文読解には以下の力が要求されます。

・本文を不自由なく読解できる高い語彙力

・文法の確実な理解と知識

・本文に内容を正確に読み取ることができる精読力

長い本文を素早く処理する能力

難易度は少し高いですが、これらの力を十分に備えていれば対応できる問題になっています。

では、それぞれの力を身につける具体的な方法について詳しく説明します。

語彙力

単語、熟語の知識を身につける必要があります。

まずは単語帳や参考書を活用して、標準レベルの語彙力を確実に身につけましょう。

1冊の単語帳を漏れなく完璧に仕上げることで自信にもつながります。

一問一答形式での丸暗記ではなく、単語が持つイメージも一緒に、多義語の場合は他の意味も一緒に

抑えておければ、さらに理想的です。

本文では単語帳通りの意味で訳すと歪な日本語になる場合もあるため、

前後の文脈に合わせてうまく訳してあげなければなりません。

長文読解や過去問の演習の後には、必ず訳しにくいと感じた箇所を中心に、

和訳を確認し、解釈の幅を広げましょう。

文法

語彙力同様、本文を読み進める段階・設問の英文を読む段階・答えを判断選択する段階と

あらゆるステップで文法の力は必要です。

まずは単元ごとに学習し、演習を重ね不自由なく使いこなせるようにしましょう。

そこからランダムに出題されるような総合問題の演習を通して、さらにブラッシュアップさせていきましょう。

一巡目ですべてマスターすることができればベストですが、多くの場合そうはいきません。

繰り返し演習していると、自分が苦手な単元や文法が浮き彫りになってくるはずです。

こうした単元を効率的に復習し、自分のものにしていきましょう。

精読力

前提として求められるのは語彙、文法の力です。

これらがある程度の水準で身についていなければ、精読は難しくなります。

こうした土台のもとに、1文の構造、文章全体の構造、論理展開などを意識し、

正確に内容を捉える訓練を行いましょう。

精読力は効果を実感するまでに時間がかかります。

地道に感じるかもしれませんが、正しい方法で継続することが何より大切です。

速読力

「設問で聞かれたことに対して、答える」という作業において高い精度で読み解くことは必須です。

しかし、試験本番で1文1文を時間をかけて読んだり、1問ずつじっくり考えている余裕はありません。

高い精度でスピーディに読み進めることが出来なければ合格点には届きません。

そこで速読力が求められます。  これらは主に実戦形式の問題で身に付けていきましょう。

総合読解問題の演習や夏以降の過去問演習を制限時間付きで取り組むことが重要です。

他にも、スラッシュリーディングをはじめ、速く正確に読む技術が様々なところで語られています。

こうしたノウハウを取り入れながら演習することも大切です。

個人的には、演習後の得点出し/復習が大変重要だと考えています。

自分が訳せなかった文を丁寧に分解し理解したり、文章をもう一度音読するなど、

解いた後の収穫を最大化することが過去問演習の肝です。

速読のノウハウや音読の効果については別の記事で解説することにします。

関西学院大学の英語 出題形式ごとの対策

同意語選択

本文中の下線部の語、語句、文と近い意味の選択肢を答える問題です。

reach=arrive atのように基本的な知識で処理できる問題も出題されています。

しかし、中には文脈を十分に把握したうえで、判断する必要がある問題も見られます

この場合は答えから探しに行くのではなく、まずは誤りを見つけることが重要です。

消去できるものを除き、残りの選択肢を比較しましょう。

また、下線部を含んだ1文だけでなく前後の文とのつながりも意識して判断するようにしましょう。

空欄補充

長文問題本文中の空欄を補充する問題と文法問題として各設問ごとの空欄を補充する問題があります。

長文中の場合は、前後の文脈と文法要素で判断しましょう。

文法問題の場合は、設問の文全体としての訳やSVなどの文の要素、熟語の用法などの観点から

判断するといいでしょう!

選択肢が①examine ②examined ③examining ④to examine のような場合は

文法的要素からの考察だとすぐにわかります。

選択肢が①both ②immediately ③nearly ④next のような場合は

意味的要素と語彙の知識から考察し判断することになります。

4択にはなっていますが、知識があれば即座に消せる選択肢も含まれていることもあります。

内容一致文選択

本文の内容に一致する文を選択肢から複数選ぶ問題です。

関西学院以外の入試問題でもよく見る形式です。

8文のうちから3つ、6文のうちから2つを選択するといったパターンです。

まずは、各選択肢が表している内容に該当する、本文の場所を確認しましょう。

答えを割り出すには、消去法から始めた方が確実です。

答えとなる選択肢の文は、正解と判断するには抽象的で決めにくいものも増えています。

明らかな誤りを探す方が取り組みやすいので、可能な限り選択肢を減らしたうえで

それぞれの細かい部分について真偽を判断しましょう。

断言や限定を含む文は疑いやすいですね。

1文全体の内容丸々誤っている文だけでなく、

部分的に誤っている選択肢がありますのでこちらも注意しましょう。

あるいは条件や時に関する情報を加えているのかなどの観点から判断しましょう。

語句整序

設問の語句を整序し、一文を完成させる問題です。

関学の場合はすべて整序ではなく、整序する部分の前後は完成しています。

私たちはこのようにして何とか英語のスキルを上達させた。

(           )English skills.

a.the way b.to c.our d.managed e.this f.improve g.is h.we

のような形式です。

和文と(  )以外の情報を最大限に活用しましょう。

後述の英作同様、和文から英文の構造を推測できるようになれば理想です。

日本語から主語や動詞を割り出すようなイメージです。

脱文挿入

会話文の空欄に適切な文章を挿入する問題です。

登場人物の立場、主張に着目しながら読み進めましょう。

よく言われていますが、空欄の前後は特に重要です。

また、接続詞を意識することで論理の展開を予測できることもあります。こうした情報も活用しましょう。

「1も5も当てはまりそうな気がする・・・」という具合に 、人によっては、

一周目で判断できるものとそうでないものが出てくるかもしれません。

こうした問題に時間をかけるのは、あまりよくありませんので、

すぐに判断できないものについては候補を絞り出したうえで、

最後まで進め、後から比較し最終的な答えを割り出しましょう。

和訳・英作

苦手意識を持っている人は、パーツごとに分けて考えることをお勧めします。

どちらも、まずは文の根幹となる主語・動詞を明らかにしたり、

文型を意識することで、取り組みやすくなります。

残りの目的語や補語、修飾語についても、パーツごとに区切り構造を考えましょう。

僕たちにできる重要なことの一つは、環境問題と動物の多様性についての意識を高めることです。

主語の中心は「重要なことの一つ」これを後ろから「僕たちができる」で修飾

「○○は□□です」という構造から2文型であることから、

動詞はbe動詞

□□の部分つまり、補語は「環境問題と動物の多様性についての意識を高めること」

意識を高めること to raise our awareness

何に対する意識かを of を用いて後ろから修飾 

of environmental problems and the diversity of animals

最後にこれらをつなげて文を完成させます。

One of the important things that we can do is to raise our awareness of environmental problems and the diversity of animals.

このように1文全体で日本語⇔英語の変換は難しく感じても、

パーツごとで対応すればそこまで難しいわけではありません。

しかし、断言できることは文法に対する知識や理解と日々の練習は不可欠であるということです。

少なくとも高校で学習する文法については、自由に使いこなせるようになっておかなければなりません。

また、英作・和訳の訓練を十分に行い表現のパターンなどを蓄積しておくとより心強いでしょう。

関西学院大学の英語の対策 まとめ

いかがでしたしょうか?

今回は関西学院大学の英語について対策のまとめを書かせていただきました。

この記事を参考に、関西学院大学の対策を進めていってほしいと願っています!

受験まであと少しですが、まだまだ時間はあるので、

得点アップを目指しましょう!

現在、高校1年生、2年生の人も今後の受験勉強の参考にしていただければ幸いです。