こんにちは!
国公立・関関同立専門予備校
塾長の山中です。
ナセバに実際に通塾している
高校3年生のA君が実際に
偏差値10アップした勉強方法に
具体的に解説したいと思います!
突然ですが、受験生の皆さんは
勉強方法について疑問や不安を
感じたことはありますか?
当塾では、学習指導だけでなく、
• 勉強方法
• 使うテキス
• 進めるペースまで
全てプロによる管理を行っています。
そして最も特徴的なのは
「定着度管理」です!
今回紹介するA君は
この定着度管理システムと
本人の人並外れた努力により
入塾から約半年で
記述模試の偏差値を10UP
させることができました。
勉強方法で迷っている方や
これから受験生になる人の
参考になればと思い、
A君に実際に行った指導や、
勉強方法について
ご紹介します!
英数国の3科目に絞って
当塾の取り組みともに
詳しく解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください!
半年で偏差値が10アップした勉強方法
入塾時の様子
第一志望合格に向けて、
受験勉強をスタートする
塾や予備校を探しているとき、
既に通っていたB君の紹介で
体験授業に参加してくれました。
A君は高2の1月末に体験授業に参加し、
翌日入塾を決めてくれました。
体験授業では、
現状の学力を測定します。
その時のA君の印象は
「1人でも勉強頑張っていることが
よくわかるな~。でもまだ基礎に
不安も残るなあ」といった感じでした。
実際、入塾時の成績は学校で
真ん中より少し上あたりでした。
A君は既に行きたい大学・学部が
ハッキリとしていました。
現状の学力からすると、
かなり挑戦になる目標でしたが、
A君の強い意志が伝わってきました。
学習の方針
志望校はとある国公立大の
理系学部です。
第一志望合格のために
身に付けなくてはならない
ことがたくさんありました。
どんな大学を受けるにも
まずは、基礎を確実に
身につける必要があります。
入試に向けた本格的な受験勉強の土台となる
基礎の部分を夏休み前までにしっかりと固める
これが勉強を進める上での
大きな方針でした。
偏差値アップのカギ
短期間での成績アップを実現した
ポイントを先に全て解説します。
カリキュラム
一つ目はカリキュラムです。
当塾は、1人ひとりの学力や
目標に応じてオーダーメイドの
カリキュラムを作成します。
受験本番までの長期計画を
細分化し、月ごと・科目ごとの
学習内容とペースが明確に
分かるようになっています。
これで、
どんな勉強すればいいんだろう
何を使えばいいんだろう
今はどれくらいできればいいんだろう
という不安や疑問を抱くことなく
目の前の勉強にひたすら専念できます。
A君の場合は先述した通り、
まずは基礎を固めるための
計画を科目ごとに作成しました。
ただ、計画はあくまで計画です。
全て順調にいくとは限りません。
予定より遅れたり、戻ったりといった
事態も考えられます。
こうしたアクシデンも
見越して、計画を立てています。
通塾回数・指導回数無制限
二つ目は
ナセバのシステムにあります。
毎月定額で
通塾回数・指導回数・受講科目が
全て無制限になっています。
時間割やレギュラーの授業という
枠組みもないので、必要な勉強を
必要なだけ毎日進めることができます。
Aくんも休館日を除いて、
ほぼ毎日登校してくれました。
これにより、通常より早いペースで
成績アップに近づくことができました。
定着度管理
冒頭でも触れましたが、
当塾の最大の要因は
定着度管理にあります。
前回学習した内容が身に着いているか
暗記系の課題が覚えられているかなど、
独自のテストを用いて
毎回チェックします
テストで弱点を明確にし、
補強した上で再テストを行い
合格すれば次に進みます。
つまり、
1つずつ確実に身に付いた状態
進んでいく仕組みになっています。
この仕組みが、
通塾回数無制限のシステムと
掛け合わさることで、
最短かつ確実な学力向上を
実現させることができます。
次はいよいよ、A君が
実際に行った勉強について
使用した教材や使い方を
科目・分野別に詳しく解説します!
※受験までのすべての学習ではありません。
通塾後約半年間(偏差値10アップするまで)
に行った指導の内容です。
半年で偏差値が10アップした勉強方法(英語編)
語彙
システム英単語
すべてのもとになる英単語です。
A君は学校で配られていなかったので
書店で購入してもらいました。
毎日15個ずつスタートしました。
次第に20個、30個と増えていき、
最終的には毎日50個ずつ進めら
れるようになりました。
もし、暗記が苦手だと
思っていても継続すれば、
脳が慣れて徐々に覚えられる
ようになります。
ナセバでは独自の確認テストを
用いて、新出の単語とともに
既に覚えた単語もランダムで
毎日確認していますが、
速読英熟語
シスタンが残り1/3程度まで
進んだところで熟語も並行して
スタートさせるといいでしょう!
「シスタンで精一杯だ」という人は
そちらに専念して早々に
一周目を終わらせましょう!
この教材は文章の中で熟語を
暗記できること、英文解釈の練習も
兼ねられることなどからチョイスしています。
英文法
学びエイド 林優樹の英文法
学習の効率化を図るために、
映像授業も取り入れています。
当塾で利用しているのは学びエイドです。
各科目の各単元で
必要な内容だけを効率よく
学習できる映像授業コンテンツです。
約130名の講師、約40000本の授業が
ウリです。
学びエイドは
個人でも利用可能です。
気になる方はぜひ一度
使ってみてください。
英語だけでも20名以上の
講師の動画がありますが、
文法の導入は林先生の講座を
チョイスしています。
中学2年生でも
ギリ分かるくらい丁寧に
高校英文法を解説している
講座なので導入にはもってこいです。
ここで、イチから
英文法について理解し
身に付けてもらいました。
林先生の講座も、次の太田先生の講座も
確認問題(たしかめエイド)と、
ナセバ独自の教材を活用して
定着度管理を行いました。
学びエイド 太田耕司の英語の土台
林先生の講座で超基本的な
内容をしっかりと身につけた後は、
一段階レベルアップです!
太田先生の講座では、
共通テストレベルに対応できる
実戦的な文法のインプットを
図ります。
林先生の講座は
とんとん拍子で進みましたが、
太田先生になると、
A君も確認テストで
ミスが見られました。
もちろん予測していた事態なので
毎回間違えたところをキッチリと
解説し次回の再テストで合格できる
ように指導していました。
ナセバ独自教材 【英文法問題】
ここまで理解や暗記などの
インプットに比重を置いた学習でしたが、
ここでアウトプット重視に転換します。
使用したのは独自教材です。
各単元ごとの標準レベル
英文法問題集です。
Vintage
基礎段階における
総仕上げです
文法や語彙の確認と
暗記まで一冊で完結するのが
非常に魅力的です。
もちろん、ただ解き進める
だけではなくナセバの
テストと組み合わせ
確実に定着させます。
英文解釈/読解
英文読解入門 基本はここだ
単語がある程度進み、
文法の理解も一通りできたところで
英文解釈の学習も並行して進めます。
最近では様々な参考書が
売り出されていますが
こちらは非常に良書だと
思います。
英文の構造を正確に把握し
解釈できる力を養うことができます。
ナセバの場合は
対応したテストを用意しているので
読んで終わりではなく、
ちゃんと身に着いたか確認したうえで
次に進めてもらいました
入門英文解釈の技術70
一つ一つの文が連なり、
文章(長文)が成り立っています。
そんな一つ一つの文を
正しく、効率的に読み解く
スキルを70の項目に分けて学べる教材です。
このテキストもどちらかといえば、
「読んで学ぶ」ための教材です。
学んだ内容を確認するために
ナセバではここでも確認テスト
を行います。
半年で偏差値が10アップした勉強方法(数学編)
学びエイド 香川亮の数学導入基礎
A君は英語や国語に比べると、数学は
かなり基礎から指導する必要がありました。
そこで、基礎からしっかりと理解できる、
香川先生の数学導入基礎を使用しました。
また、学んだ範囲に対応する形で
独自問題を使用して確認テストを
行いました。
もし、理解できていないところがあれば
この時点で発見し、強化が可能です。
点数が悪い箇所は、個別指導で解説、
練習問題を繰り返すなどして、強化しました。
まずはⅠ•Aからです。
おおよそ1ヶ月半程度で
Ⅰ•Aの全範囲を一通り修了させました
その後、同様の進め方で
2•Bを2ヶ月程度かけて修了。
A君の場合はできる単元と不安な単元が
混在していました。不安な単元はやはり、
何度か再テストを重ね、その度に強化しました。
苦手な人にとっては、
1人で何度も繰り返すのが
辛いかもしれません。
だからこそ、毎日来たらテストが用意されている
ナセバの環境は学習しやすかったのかもしれません。
苦手と向き合いたくない気持ちは
痛いほど分かります….
毎日オートマチックに
取り組める仕組みで抵抗感なく
学習してもらえるようにしています。
ナセバ独自教材【基礎レベル問題集】
「基本問題」の次は「標準問題」です。
問題集によってはB問題C問題などと
分別されているものもあるかもしれませんが、
その辺りを指します。
前のステップで学んだ内容を
一段階引き上げて練習します。
練習問題→確認テスト(次回)
→合格したら次の単元
→不合格なら解説または復習→再テスト(次々回)
この流れで全範囲を網羅します。
再テストになる単元もありましたが
2回目にはしっかり合格してくれました。
半年で偏差値が10アップした勉強方法(国語編)
現代文読解編
学びエイド 野口浩志の文章精読講座
まずは文章を筋道立てて、
正確に読む練習からです。
野口先生の動画では、
その方法を丁寧かつ理論的に
解説されています。
A君には講座を受ける前に、
あらかじめ本文を熟読し
構造を書き込んだり、
文の簡単な要約などを
行うなどプラスアルファの
練習も指導しました。
↑
これは指導者による
添削やフィードバックが必要なので
自学を進める人はスキップするか、
学校の先生を頼るなど
してもいいかもしれません。
ここまでが、野口先生の
文章精読講座です。
ポイントは丁寧にじっくり
取り組むことです。
なんとなくで正解できてしまう反面
どこかで必ず通用しなくなるので
最初にしっかりとした型や方法を
身に付けておきましょう!
現代文読解基礎ドリル
前のステップで学習したことを
引き続き実戦のなかで練習できる
教材になっています。
(簡単すぎるという方もいるかも)
文章のボリュームが控えめで
初学者でも文構造の把握がしやすい
問題が多いです。
入試現代文へのアクセス
こちらは言わずと知れた
現代文問題集の名盤の一つです。
A君の場合は、順調に進んだので
アクセスで演習を重ねてもらいました。
野口先生と基礎ドリルを
じっくりとやり込めた人は
アクセスに入っても
程よい負荷で進めていけるはずです。
古文語彙
古文単語ゴロゴプレミアム+
英単語同様、読む・解くすべての
もとになる古文単語です。
地道ですが、一つ一つきっちりと
覚えていく必要があります。
中には複数の意味を持つ
語もあります。
一気に覚えるのが
難しいという人は、まず
見出しの意味を覚えましょう!
何周か繰り返す中で残りの
意味も拾っていきましょう。
古典文法
矢野の基礎から丁寧に学ぶ古典文法
古文が読めないという人の多くは
古典文法から躓いてしまっている
のではないでしょうか?
特に、助動詞や敬語には
漠然とした苦手意識がある人が
多い印象という印象があります。
そんな人も、この矢野先生の
授業ならかなり抵抗なく
学ぶことができると思います。
A君の場合は、苦手意識こそ
ありませんでしたがおよそ
半分くらいは不完全な状態でした。
念の為、もう一度最初から
しっかりと学習し直しました。
ただ、活用形や意味などは
覚えるという作業が不可欠です。
ナセバでは、こうした部分を
毎回の定着度管理テストで
確認していました。
古典文法は概ね身に付いている
という人は次の和田先生の講座から
開始してもいいでしょう!
和田純一の古典文法基礎
矢野先生の講座で学んだことを
さらに詳しく細かい部分も含めて
学習するために和田先生の講座を
取り入れました。
A君は確かめエイドの他に、
ナセバの独自教材を使用して
古典文法の確認テストを
行っていました。
古典読解
ナセバ独自教材【古文読解基礎】
単語、文法が身に付いてきたところで
「読む」「解く」の練習をしました。
本文を読み、その内容や文中の
文法要素について問われる基本的な
問題です。
・定着度管理のしやすさ
・問題量の確保
などの観点から、
このステップでは独自教材を
使用しています。
古文上達は文法の確認も
ターゲットになっています。
そのため、文法を学習が
完了したばかりの人には
その復習にもなります。
全レベルの方は、柔らかい雰囲気で
取り組みやすいと感じる人も多いと思います。
文字通りレベル別に展開されているので
ステッアップ式に進めることも可能です。
半年で偏差値が10アップした勉強方法まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここまでA君の偏差値10アップを
実現した勉強方法を科目別紹介しました。
簡単にポイントをまとめます。
英語
・まずは語彙と文法を確実に!
・英文法は理解と暗記が必要。
・「読み方」をしっかりと学ぶ
=感覚で読もうとしない!
・文法も読解問題も演習量が重要
数学
・とにかく基礎を完璧に
・「学校教材の問題は全て解ける」状態が目安
・間違えた問題は繰り返し演習
国語
・正確に読めるようになる
=感覚で読まない!
・1人で勉強しにくい場合は工夫が必要
・古文は単語と文法を確実に
以上です!
最後に
今回の内容はあくまで
受験勉強開始から約半年の
間に行う勉強です。
これらのことを1つずつ確実に
進めていければ、同じくらいの
成果が現れる人も多いと思います。
A君はこれらの学習のあと、
各科目ステップアップした内容の
指導を行い、さらなる伸長を見せてくれました。
これから受験勉強をスタートさせる
高校2年生の方や、早いうちから
スタートを切ろうとする高校1年生の方は
ぜひ参考にしてください。
ナセバでは、このように
それぞれの志望校や学力に応じて
最適なカリキュラムの作成と
この規模ならではの細かな指導を
日々行なっています。
奈良県内で塾を探している人は
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最後までご覧いただき
ありがとうございました!