こんにちは!橿原神宮前駅徒歩1分の国公立・関関同立専門予備校ナセバのディレクターの山中です。
こちらの記事をご覧になられているということは、
今年の大学受験で思うような結果が得られなかった受験生または、その保護者のみなさまかと思います。
1年間の受験勉強をどんな風に進めるのか、どこで勉強するのか、
など様々な悩みや不安を抱えられている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方に向けて、これから浪人生活を始める上でのポイントについて
これまで2本に渡って解説してきました。
今回は第3弾です!
第1弾の記事内で
「自分にあった塾・予備校を見つける」
というポイントを解説しました。
しかし、1から塾や予備校の情報を調べ直して
問い合わせや体験授業や入会面談も受けて…
さらに、いくつかの塾・予備校を比較・決断
するのは時間も労力も必要です。
そこで今回は「塾・予備校選び」にフォーカスを当ててご説明します。
地域に関わらず、根本は共通した内容と
なっておりますので参考になれば幸いです。
橿原市近くで浪人を決めた人へ③ おさらい
第一弾の記事を一部振り返りましょう。
自分に合った塾・予備校を見つける
浪人生活をする上で、塾・予備校選びは重要です。
これまでの塾・予備校に継続して通うという人もいるかもしれませんが、
「自分に合っているか」ということを意識して考えるべきです。
特に浪人の1年間は、学習面以外の管理も重要になります。
夏前に失速してしまったり、中だるみしてしまう浪人生も少なくありません。
自らを律して学習を続けられるか不安がある人にとっては、こういった部分も
塾・予備校の役割が重要です。
また、生活の大半を勉強に費やすので、学習環境も非常に重要です。
という内容でした。
早速、塾・予備校選びについて、解説していきます
橿原市近くで浪人を決めた方へ③ 塾・予備校選び
塾・予備校は必要なのか
まずは、
浪人の受験勉強に塾や予備校は必要なのかという
疑問に対して、解説します。
結論からお伝えすると
「塾・予備校は必ずしも必要ではない」です。
「宅浪」という言葉があります。
塾や予備校に通わず自宅で1年間自力で
受験勉強をすることを指します。
この記事をご覧の方の中にも
宅浪を選択肢に入れて考えている人が
いるかもしれません。
自宅で朝から晩まで自宅で学習できる
授業時間や移動時間などに縛られない
塾や予備校に通う費用が発生しない
などのメリットがあります。
ただ、宅浪で1年目以上の結果を出せる人と
そうでない人がいることも事実です。
宅浪でも成果をあげられる人は
以下のような人です。
宅浪に向いている人
・必要な学習の内容や量、方法など把握できる
・的確な学習計画を自分で立てられる
・計画をもとに効率的に進められる
・規則正しく生活リズムをキープできる
・安定したメンタルで学習を継続できる
上記のような部分に不安を感じる人は
塾・予備校に通うことをお勧めします。
少し生々しい話になりますが実際、
第一志望に合格できる浪人生は10%前後
と言われています。
つまり、もう1年受験勉強したとしても、必ず
1年目以上の結果になるわけではないのです。
ですから、1年間強い意志も貫いて、やり切れる自信が
ある人以外は、科目の指導や
生活面でのコントロールのもと勉強を進めた方がいいですね。
とはいえ、塾・予備校に通った人が必ず合格する
ということでもありません。
宅浪でも、塾・予備校に通っても
最後は自分次第です。
強い意志が必要なことに変わりありません。
塾・予備校選びの基準
では、いざ自分に合った塾や予備校を探すとなれば
何からすればいいのでしょうか。
まずは、自分自身をしっかりと理解しておく必要があります。
これは第2弾で解説した、現役生時代の分析にも通じます。
つまり、
自分は何で失敗したのかをハッキリさせること
が重要なのです。
① 学習のペースに問題があった
② 学習の方法に問題があった
③ 勉強量が足りていなかった
④ ①~③はクリアしていたがスタートが遅かった
⑤ モチベーションに問題があった
現役生時代の失敗の原因は概ね
上記の5ほどの中に収まると思います。
次の1年通う塾・予備校は
これらの原因を根本的に解決できる所
であるのが理想です。
つまり、浪人生が自分に合う予備校の条件として
まず考えるべきことが「1年目の課題を解決できるかどうか」です。
サブカテゴリーとして以下のような条件があります。
「指導スタイル」「通塾サイクル」「費用面」
次のパートで解説を加えます。
橿原市近くで浪人を決めた方へ③ 指導スタイル
指導スタイルの種類に関しては既にご存知の方も
多いと思いますので、最低限の情報と教育関係者の立場からの見解を交えて解説します。
個別
・1対1〜1対4 の個別指導が主流
・大学生が指導している塾が多い
・講師が一コマで指導する生徒の人数が多い塾ほど、1コマ当たりのコストは低くなる
・一コマ70分〜90分程度
・コマ数ごとに費用が発生
・受講しない科目は自習中心。 質問対応がある塾もある
個別の最大の利点は自分に合ったペースで学習可能な所です。
ただ、浪人生を得意としている塾は少なく募集していない所もあります。
コマ数ごとに費用が発生することを考えると
「苦手な科目だけをじっくり教えてほしい」
「他の科目は自分でカバーできる」
という人には向いているかもしれません。
東進
有名講師の映像授業や高速暗記システム、
担任助手による週間面談など魅力が多い東進です。
浪人生に対応している校舎もあるため、選択肢に入ることだと思います。
やや高めの講座料と、終了判定テストを効果的な活用を
クリアできる人にとってはオススメです。
集団
・プロの講師が授業を展開
・クラスごとにレベル設定されている
・解説が中心
・一コマ70分〜90分程度
・講座ごとに費用が発生する場合が多い
・通期の講座は12月ごろまで それ以降は志望校別講座
河合塾、駿台、など大手の予備校はこちらに含まれます。
予備校の強みはなんと言っても、経験豊富な予備校講師の授業が聞けることです。
さらに近年は、各予備校ともにオリジナルコンテンツを揃えており
講座以外でのサポートやサービスも充実しています。
浪人生が通うところとしては、最もイメージが強いのではないでしょうか。
そんな予備校でも向いている人と
そうでない人がいます。
予備校が向いている人
・学習の習慣が身についてる
・基礎学力に不安がない
・自分で学習・成績を管理できる
・受講した講義の復習と演習を自分でしっかりできる
クラスやコースごとにレベルが設定されているため
基礎に不安があったり、復習ができていなければ
着いていくのに苦労します。
また、当然授業を受けただけでは学力は上がりません。
その後の復習や演習・身についているかの確認など
自分の学習を管理することが重要ですね。
自立型学習
・的確な学習方法・量を提案
・個々の目標や学力に合わせてレベル設定
・授業だけでなく学習全般を指導
・無駄なく効率的な学習が可能
先に紹介した、個別・集団に比べやや認知度こそ劣るものの
全国的に見てもどんどん浸透している指導形態です。
個々の学力や志望校に合わせて的確な学習方法を提案し、
効果的に、スピーディーに受験勉強を進めていけるのが特徴です。
学習の習慣がない・正しい学習の仕方がわからない人にはかなり有効です。
こういった人の場合、予備校に通ってもただただ授業を受けただけで、
成果に結びつかないことが多くなります。
学習の管理を重視した塾のため、着実に学力を上げることが可能です
自立型学習が向いているのはこんな人!
毎日の学習の習慣が身についていない
苦手な科目がある
効率良く学力を上げたい
自分がやるべき課題、学習法を指導してほしい
毎日の学習や成績、進路について相談したい
自立型学習の先駆けとして、武田塾は急拡大し
その認知度は年々高まっています。
武田塾は学習する計画と内容を管理します。
当塾、ナセバも自立型学習の塾です。
ただ、学習の計画と内容だけでなく、
毎日通塾をさせ、【学習すること】そのものを管理します。
また、完全な自立型学習でなく個別指導も行うのが特徴です。
いずれの塾においても、
一人ひとりの学力や志望大学に合わせた指導を行なっているため、
予備校に比べ、塾が一人ひとりの学力の状況を
細かく把握をしているので、個々に最適な受験勉強が可能です。
より詳しい内容については以下の記事でもご紹介しています。
橿原市近くで浪人を決めた人へ③ 費用
続いて、費用です。塾・予備校を選ぶ際には
費用面も一つの基準になることかと思います。
ただ、どの塾や予備校に通ったとしても
目一杯受講するのであれば、
それほど大きな金額の差はありません。
価格的な折り合いもあるかと思いますが
他の要素も十分に加味することをお勧めします。
大手予備校
河合塾の入塾金は、各コースの受講費に含まれる形になっています。
ですので、年間の費用は受講するコースの受講料と
季節講習や直前講習の受講料の合計になります。
夏・冬、直前の講習を合わせると10講座は越えることが多いように思います。
河合塾に比べると、各講座の受講費自体はやや低いですが
それでも年間90万〜100万円以上はかかります。
東進衛生予備校は料金体系が予備校とは異なります。
ユニットや講座ごとに費用が発生する形です。
しっかりと授業を受けようとすると、年間の
受講費は予備校と同じくらいになります。
自立型学習
武田塾は月謝制となっています。
コースの内容はHPなどで調べていただければと思います。
週一回のテストを受けるコースであれば月々約5万円、
年間で60万円程度から通えますね。
学習方法を知りたいと感じていたり、
身についているかの確認を自分でしっかりカバーできる、
人にとっては嬉しいですね!
国公立・関関同立専門予備校ナセバ
ちなみに当塾、ナセバは上記の大手予備校や塾からすると
かなり珍しい料金形態となっています。
定額で通塾回数・指導科目無制限の
サブスクリプション方式をとっています。
入塾金 30,000円
月額受講料 58,000円税込 (2022年2月現在)
これには訳があります。
先述したように授業を受けただけでは
確実な学力向上は望めません。
学ぶ→定着させる→確認する→補強する→確認する
このサイクルが不可欠です。
通塾回数・指導回数無制限にすることで
高頻度の確認を可能にしています。
また、難関大を志望する生徒にとって
指導を受けない科目への不安は大きなものとなります。
ナセバでは全科目に対して、指導と管理を行います。
ナセバの詳しい学習システムについては
橿原市近くで浪人を決めた方へ まとめ
今回は、浪人をする上で非常に重要となる、
塾・予備校選びについて解説しました。
まとめです。
◎塾や予備校が受からせてくれるわけではない
◎どんな塾・予備校でも向き不向きはある
◎現役生時代の分析や自己の特性を反映して選ぶ
以上のこと意識しながら浪人の1年を過ごす
塾・予備校を選ぶことをお勧めします。
少しでも参考になれば幸いです。
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