こんにちは!ナセバ進学予備校です!
いよいよ今年の共通テスト前日となりました!
(2024年1月12日現在)
こちらの記事では、共通テスト直前の
受験生に必ず伝えたい
「共通テストで失敗しないためのこと」
についてご説明します。
現役生にとっては初めての共通テスト。
様々な不安があるかと思います。
この記事を読むと以下の疑問や不安が解消します
- 共通試験直前に何をすればいいのか
- 共通試験を受けるうえでの注意点
- 共通試験後のアクション
まずは今年の共通テストの
実施概要です。
2024年共通試験
志願者数
大学入試センターの発表では、
令和6年度(2024年度)大学入学共通テストの
確定志願者数は49万1913人となっております。
前年に比べ、2万668人減で受験者が
50万人以下を切るのは1992年ぶりだそうです。
共通テスト利用大学
大学入学共通テスト利用大学の総数は、707校(国立82校、公立95校、私立530校)となっています。
日程・時間割
1月13日(土)
1日目
1月14日(日)
2日目
ではここから共通テストの
ポイントについてご説明します
共通テスト(数日前~前日)
①ニガテを総ざらい
試験数日前は新たな参考書や
問題集に手を出すのはおススメしません。
これまでに自分が積み重ねてきた
勉強を振り返るようなつもりで
もう一度見直しましょう。
何度も間違えたあの問題や、
暗記に苦労したあの公式を
最後にもう一度
入念に確認しておきましょう。
②過去問の演習内容を振り返り
これまでに解いた各科目の過去問を
数日前からもう一度見返しましょう。
間違えた問題を中心に扱い、
×になった原因を入念に再確認し、
本番に備えましょう。
知識系統の問題はもう一度暗記を、
計算等の思考を伴うものは
再演習も有効です。
③前日から準備を
何度も聞いてきたかもしれませんが、
鉄則です。
前日から荷物の準備や自分が乗る
電車・バスの確認を必ず行いましょう!
ただですら試験当日は緊張や不安で
気が動転しやすくなります。
準備できることは
すべて整えた状態で
当日を迎えましょう。
④当日は相棒を持参!視覚で確認!
当日どんなテキストを持っていくべきか
聞かれることがあります。
おすすめは、一番よく使った
テキストを数冊です。
ボロボロになるまでやりこんだ
テキストに心当たりがあるはずです。
そんな相棒を連れていきましょう。
当日の試験前に何を読んでも普段より
頭に入りにくくなるはずです。
あれもこれもとたくさん手を出さずに
弱点や不安な箇所をピンポイントで
見返す程度にしましょう。
会場で
「アガッて頭に入らない」
「何をしてイイかわからない」
という人は
ビジュアルで確認できる内容を
中心に勉強しましょう。
図表や公式の確認など、
視覚で最終確認を行いましょう。
共通テスト当日
⑤共通テストの心構え
センター試験は日常の延長です。
毎日「今日が本番」のつもりで
過去問をやってきたわけですから、
特別なものと、気負わず
日常の延長として臨みましょう!
【アドバイス】
緊張してしまう人へ
緊張を無理に解こうとせず、
緊張してる自分を
受け入れましょう。
そのまま精一杯やれば
大丈夫です
前日眠れない人へ
眠れなくても問題ありません。
お布団に入って目を閉じて
ボーッとしていましょう。
コレで眠っているのと
ほとんど同じです。
眠れないことに焦ったり、
イライラしなくても大丈夫です。
終わった教科が不安な人へ
コレはNGです。
いくつかの科目でコケても最後まで
気持ちを保って臨みましょう。
「 周りもこの問題は解けない」と
言い聞かせベストを尽くしましょう
⑥練習通りに取り組む
本番までに何題も演習をして、
自分に合った順番や作戦を
掴んでいるはずです。
新傾向の問題が出題され、
その場で対応する必要性が
生まれるかもしれませんが
本番は極力作戦通りに
取り組みましょう。
全般に言えることですが、
時間をかければ解けそうな問題や
不安が残る問題は深追いせず、
余った時間で取り組む
ようにしましょう。
トータルで得点を最大化できる
解答用紙に仕上げる意識が重要です。
⑦マークミスには細心の注意を
当たり前のことが当たり前に
実行できなくなることがあります。
マークは1問1問、落ち着いて
行いましょう。
問題用紙への転記も
必ず行いましょう
飛ばした問題からマークがずれる
というケースにも注意しましょう。
最後に指差しでチェックする
時間を作れると理想的ですね。
⑧出来なくても動揺しない
先述した通り、新傾向の問題が出たり
解答に不安が残る問題と
遭遇することは十分に考えられます。
そんな時でも、必要以上に動揺せず、
「自分にできないものは周りもできていない」
くらいに考えて、
解ける問題で確実に
点数を回収しましょう。
特に今年度は共通テスト
2年目という事で
難化を予想する声もあります。
練習以上のことは中々発揮できません。
じっくり問題文を読み、
これまでに積み重ねてきたことを
最大限に活用してください!
⑨こんな時どうする!?
試験に遅刻しそう!
開始20分以内なら、
入室して受験可能です。
不測の事態にも、とにかく
落ち着いて対応しましょう。
交通機関のトラブルなどの場合は、
「遅延証明書」を必ず受け取りましょう。
もし、遅れて受験が可能な場合も、
あきらめずそこからできる
ベストを尽くしましょう。
受験票を紛失した、家に忘れた
当日早めに試験会場に行けば、
「試験場本部」で仮発行が可能です。
学生証(生徒手帳)が必要になるので
こちらも準備しておいてください。
気分が悪くなった、体調が悪い
退出しても措置はありませんが、
無理のしすぎはよくありません。
試験官に伝え、指示を仰ぎましょう。
お手洗いは可能なタイミングで
済ましておきましょう。
直前は並ぶ可能性もあるので、
要注意です。
何においても
早めの行動が大切ですね。
共通テスト後
⑩自己採点
受験後まず行うべきは、
自己採点です。
試験日の夜には、
各大手予備校の特設ページなどで
解答速報がアップされます。
(②の下にサイトのリンクをつけています)
自分の解答内容と、解答を
慎重に確認しながら丸付けしましょう。
得点の集計作業も2回ほど行い、
ミスを防ぎましょう。
⑪判定システムで照合
自己採点後は
志望校判定サイトを使用して、
合格可能性を判定しましょう。
試験実施数日後に
アクセス可能となります
結果をもとに、出願校や日程などを
慎重に決めましょう。
解答速報・志望校判定サイト
⑫志望校対策
志望校が確定したらいよいよ対策です。
自分の受ける大学、学部、日程
ごとの出題傾向を掴み
適切な対策を行うことが重要です。
また、過去問演習はただ傾向を
掴むためのものではありません。
過去問演習の肝は、解いた後にある
と言っても過言ではありません。
①自分の弱点を発見・把握
②知識強化・思考パターン増加
③点数のデータの蓄積/分析
などなど、過去問演習をきっちりと
行うと数多くの収穫があります。
①・②を意識している人はいますが。
しかし③データの蓄積/分析に
ついてはどうでしょう。
やみくもに数をこなそうと
していませんか?
単に自らの合計点と合格最低点を
比較して、
「何点上回っている」とか
「あと何点で最低点に…」では
やや不十分です。
各設問ごとの小計も
蓄積/分析しておくことで、
自分が得意な傾向と
そうでない傾向を可視化できます。
「あと15点上げよう」
ではなく、
「大問1で3点、大問2で5点、
大問3で7点上げよう」
という
具体的な目標を立てられます。
「大問3は文法だから、
総合文法問題を演習しよう!」
という具合に
目標が具体的になれば、
対策も具体的になります。
このように過去問演習には
明確な意図があります。
効果的に効率的に進めましょう!
予備校や塾で積極的に
質問・相談することも大切ですね!
当校でも入試直前の受験生に向けた
特訓講座を用意しています。
関関同立コース
国公立大コース
を設けており、英語・数学を
現役予備校講師が
徹底教科します。
塾生以外の人もお申し込み可能な
講座となっております。
その他、教室にお越しいただいて、
入試に関する相談なども
受け付けています。
最後になりましたが、
受験生の皆さんの健闘を
心よりお祈りしています。
頑張ってくださいね!